1つの不動産のカルテには、立地から土壌汚染に至るまで、業態にもよるが、少なくとも30以上、通常50程度の項目が盛り込まれるはずだ。したがって、データベースは非常に大きなものになる。さて、経営陣がこれらのデータベースをもとに、常に定期的に意識して観察すべきなのは、・保有不動産は利益に貢献できているか・その効率はどれほどで、低下してはいないかということである。不動産は通常、企業の資産の1位、2位にランクする大きなものである。
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ところが、経営陣は経営のプロではあるが、ほとんどの人は不動産のプロではない。そのため、不動産に対しては漫然とした態度で臨むことが習いとなっている企業が多く、プロのノウハウで管理されているところは少ない。だが、保有不動産を個別にカルテにし、それらをすべてデータベース化して自在に分析できれば、経営の視点で改善などの判断が可能となる。