R7のRは、都市再生(ルネッサンス)、7は中央合同庁舎7号館のことで、霞が関一丁目、三丁目の文部科学省、会計検査院などの官庁と民間地権者との合同の建替え事業。平成一九年九月の竣工予定で、このたび地区の正式名称は「霞が関コモングート」と決定した。地上三三階地下二階建ての東館(延床面積約一一万四六〇〇平方メートル)と、地上三八階地下三階建ての官民が入居する西館(延床面積約一一万八七〇〇平方メートル)のツインタワー、文化庁などが入居する旧文部省庁舎、商業施設が入居するコモングートアネックスで、合計の延床面積は約二五万一〇〇〇平方メートルに達する。東館には文部科学省、会計検査院が入居、西館には金融庁のほか民間地権者のオフィス、店舗などが入る予定である。このほか霞が関の官庁街では、法務省、財務省、外務省各庁舎など建築後の経過年数が長く、老朽化した建物も多く、今後もこのような大規模な建替えが続くだろう。法務省のような歴史的な建造物の場合には、外観の保存を視野に入れながらの建替えもあるが、建替えによって床面積がほぼ倍増する。その結果霞が関にスペースを確保できない中央官庁の部局も霞が関に戻ることができる。国の予算との兼ね合いがあり、早いスピードで進展することはないだろうが、このようなトレンドも、都心オフィス増加の要因のひとつである。
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