第三の都市住宅

2011.10.21

新規住宅需要は土地を高度に利用して相対的に安いマンションヘ、というのが現状である。しかし、庭付き一戸建てへの欲求は根強く、それが、できるだけ都心に近いところでという欲求と相まって、狭小低質なミニ開発住宅を発生させ、将来に大きな問題を残している。そこで、近年、都市住宅の新しい供給方法として注目されているのが、タウンハウスである。低層連棟建て住宅ともいわれ、敷地を一戸一戸区切って細分化しないで、共有の庭や施設を作って共有し、建物も一戸一戸独立に建てずにまとめて連棟式に建てるものである。

越谷市の中古一戸建て
秩父市の中古一戸建て
河内長野市の中古一戸建て
赤磐市の中古一戸建て
京都市北区の中古一戸建て

この方法をとれば、共有共用の庭をその団地の二〇〜三〇%確保でき、個々に敷地を囲うよりも三倍強もの共同空地(オープンスペース)を得ることができる。このオープンスペースにちょっとした樹木や庭、テニスコートや駐車場などを設け、環境をよくすることができる。連棟建てというと、従来からある長屋などと混同されがちだが、建て方が違う。長屋や住宅都市公団などが従来から建ててきたテラスハウスは、どの住戸も同じ外観・同じ間取りとなりがちだが、タウンハウスの場合はそれぞれ異なった外観・間取りとなっている。それは自然の地形をできるだけ生かし、宅地造成と住宅建築とを一体的に計画するランドにプランニングの手法によって、造成費のコストダウンを図るとともに、集合的に建てても個性的な街並みとなるよう、配慮されているからである。