従来の公庫融資よりも低金利

2011.10.14

フラット35の最大の魅力は、すでに紹介したように「最長35年」の「全期間固定金利」である点です。借入時に総返済額が確定し、返済途中で金利は変わりません。金利は取り扱う金融機関によってさまざまですが、2006年2月の平均金利(段階金利は除く)は2・838%です。公庫融資よりもさらに低金利となっています。民間金融機関にとっては、本来、長期固定型ローンを扱うのは高いリスクを伴います。なぜならば、金利が一定だと、逆ザヤが発生する可能性があるからです。しかし、フラット35では、民間金融機関が住宅ローン債権を公庫に譲渡し、公庫がこれを証券化して資金調達を行っています。簡単にいえば、リスクを負うのは投資家のため、民間金融機関も安心して貸し出せるのです。フラット35のメリットは、ほかにもあります。従来の民間ローンではふつう必要な保証料が不要になっている点です。保証料とは住宅ローン契約を結ぶときに、保証会社にいわば連帯似証人になってもらうために必要な費用です。普通なら数十万円から100万円前後かかりますが(一括払いの場合と、月々の返済に上乗せする場合があります)、これが無料で済みます。同じく繰り上げ返済時の手数料も不要です。通常は、一部のネット銀行などを除いて、数千円〜数万円かかります。

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